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CALIFORNIA WINE

カリフォルニアワインとは  

カリフォルニアで育つぶどうの木は、太平洋の影響を受け、より湿度が高く、年間を通して穏やかな地中海性気候に調和しながら250年歩んできた歴史があります。エフセラーズは、これまでカリフォルニアワインを日本国内に仕入れ、定期的なイベントを開催することで日本のカスタマーにカリフォルニアワインの楽しみ方をお伝えしてきました。

カリフォルニアのワインは、フランスやイタリアなどの伝統的なワイン生産地にくらべ、歴史は浅いですが、美味しいワインを造るニューワールドのトップクラスの生産地です。現在世界のワイン愛好家から注目を集めながら、最新技術を活用し進化し続けています。現地の有名なワイナリーからご自身の舌にあったワインを選ぶお手伝いを続けていきます。

世界最高レベルの栽培条件

カリフォルニアは広大な州で、 日本がすっぽり入るほどの大きさですが、素晴らしいことに全土で気候が安定しており、雨が少なく日照量が存分あるという、フランスのワインメーカーならよだれが出るほどうらやましい栽培環境です。

東西南北に広がるブドウ地域は、ヨーロッパのブドウ栽培国全て(北はドイツから南はイタリア、ギリシャ、そして西はイベリア半島まで)に比肩する「土壌」「マイクロ気候」「太平洋岸という海/霧/風の影響」「多くの山脈が存在するための温度差」などと同じ条件が揃っているといわれます。

四季を通じた気候は、訪問客に優しいだけでなく、ブドウ栽培にも適しており、恵まれた日照時間により、ブドウの成長期は安定して長く、気候や地勢によってさまざまなブドウ品種を栽培可能です。

起伏に富んだカリフォルニアの海岸線は1,300kmにも及び、海からの冷たい風や霧が海沿いの畑を冷やすため、冷涼な気候に適したシャルドネやピノ・ノワールといった品種が成功しています。一方、やや内陸の斜面の畑では、カリフォルニアの強い日差しを受けてカベルネ・ソーヴィニョンやメルローが完熟します。

砂、粘土、ローム、花崗岩、火山灰、海底土壌、川底を転がって丸くなった小石など、土壌も多様性に富んでいます。多様性といえば、カリフォルニアのワインメーカーにもいろいろな人がいます。1700年代以降、ブドウ樹を携えた移民たちが世界中からカリフォルニアに押し寄せたからです。

 


「分かりやすい」ブランド

 

 

 最適な栽培環境の中、オーパス・ワンやロバート・モンダヴィなど、それぞれのワイナリーが切磋琢磨して旧世界の技術を取り入れ、更に品質向上やマーケティングに勤めた結果が今のカリフォルニアワインの地位に繋がっています。


また、各ワイナリーは現状に飽くことなく常に最新の技術や栽培・醸造方法を貪欲に取り入れ日進月歩を常に続け、そのブランディング力を高めています。これはいわゆる旧世界に比べて法律に自由度が高いこと、緻密なマーケティング、そしてアメリカの開拓者精神につながるチャレンジを厭わない心なのではないでしょうか。

もちろんブランドにより大きなグループで大量にワインを生産するもの、家族経営で職人技のワインを生産するもの、そしてこだわりの超少量生産で門外不出でありながら世界的に有名な「カルトワイン」を造り出すワイナリーなど、それぞれの特色を持った生産者がそれぞれのファンを獲得しています。

 


「分かりやすい」ワイン 

 

エチケット(ラベル)にも分かりやすさは表されており、おしゃれなデザインの上に生産者、生産地、生産年、アルコール%、使用されているブドウなどの情報が一目で把握できます。

また栽培されるブドウはカベルネ・ソーヴィニョンやピノ・ノワール、シャルドネなどいわゆる国際品種が多くを占めているため、エチケットから味わいが推測しやすく、果実味と凝縮感の高さが特徴的です。

もちろん複雑でバランスの取れた味わいは多岐にわたっており、様々な生産者がブドウ品種や味わいを多様化させています。価格も数ドルから数千ドルまでありますが、ほとんどの場合価格はガラス張りです。

飲み頃も全般的には「いつでも」ということが出来ます。リリース直後にはフレッシュな味わい、そして特に赤ワインはその何年も保管すると熟成した味わいに変わっていく様を楽しむことが出来ます。


サステイナブルな自然派への高い意識 

 

サステイナブル農法などの環境保全型のワイン生産活動は、生命をはぐくむ土、空気、水を守り、ひいてはブドウやワインの風味を守り、身体にも優しい品質を担保します。カリフォルニア州の多くのワイナリーとブドウ畑では、土地を適切に管理し、地域社会に対する充分な配慮を怠らないことが日々の生活の礎となっています。環境的、社会的に責任ある行動をとり、それを不可欠なものとして事業に組み込み、土地、地域社会、産業の健全性を次の世代へ確実に受け継いでいくよう取り組んでいます。

各ブドウ栽培地域ではサステイナブル認証制度を採用しており、ワイナリーはその認証をワインのラベルに表示させるなど様々な形で情報開示をおこなっております。