
モンターニュ・ルース 2018 シラー アルダー・スプリングス【JS91点】
自然派であるサステイナブル農法を実践し、残糖ゼロのしっかりとした単一畑のワインです。
アルダー・スプリングス・ヴィンヤードは、カリフォルニア州北部のメンドシーノ郡の中でも最北端にある最も手付かずと言えるブドウ畑で150エーカーを網羅しています。この深い色のシラーは、標高800メートル以上の高地で栽培されました。涼しい夕方と暖かい日中の気温は、シラーの栽培に使われているクローン383が持つダークアニスの味わいに白コショウのヒントを加味する一助になっています。
全体の50%を茎と一緒に発酵させ、更に4%のヴィオニエをブレンドしました。2018年ヴィンテージは、完璧な色合いで、しっかりと焦点の合った、アニスと花の香りに誘われるシラーです。
香りはスミレやラベンダーなどのフローラルで始まり、チャコールの含みを持ちます。この畑の持つ特徴的な明るさは、最初のひと口目から明らかに伝わってきます。夏のダークなフルーツが口いっぱいに広がり、さらに背後にはスパイシーさも備え、初摘みのワイルドブラックベリーの味わいを感じます。茎を一緒にした発酵により、細かいペッパーのようなヒントに加え、フローラルを感じます。このワインの「開いた」状態を味わうために、是非20分ほどかけてゆっくりと飲んでみてください。150ケース生産。
ジェームスサックリング91点獲得
ブドウ品種 |
96%シラー 4%ヴィオニエ |
ブドウ生産地 |
メンドシーノAVA |
サステイナブル農法、単一畑 |
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アルコール度数 |
14.5% |
果実味 |
ダークフルーツ ワイルドブラックベリー |
甘味 |
辛口 |
酸味 |
中 |
渋味 |
中プラス |